医療用ウィッグの正しいお手入れ

医療用かつらを長持ちさせるために

医療用ウィッグでも染色することはできるのか

医療用ウィッグでも染色することはできるのか 医療用ウィッグが人毛でできている場合、長期にわたって使用していると、だんだん色褪せてくることがあります。
色あせると傷んで見えるため、染め直して元の色に戻りたいと思う方もいるのではないでしょうか。
また、雰囲気を変えるために髪色を変えたいと思う方もいることでしょう。
しかし、そもそも、医療用ウィッグは染色することは可能なのでしょうか。
結論から言うと、人毛のウィッグであれば染色することは可能です。医療用ウィッグには、100%人毛の物、100%人口毛の物、そして人毛と人口毛がミックスされている物があります。
人工毛は薬剤で染めることができませんので、カラーリングも不可能ということになります。 カラーリングを希望する際は、市販の薬剤を購入して自分で行うこともできますが、ウィッグのカラーリングも扱っている美容室で相談するといいでしょう。自分で染めるときは色ムラがでないように均一に塗るように注意し、人工皮膚がある場合は薬液が付着しないように気をつけましょう。

医療用ウィッグの寿命は?

医療用ウィッグの寿命は? 医療用ウィッグの寿命は大体1.5年から3年ほどになります。
これはスペアなど複数所持して交代して使用するとよりウィッグが長持ちする点とされます。
また長髪のウィッグに限っては髪の毛をカットすることである程度ごまかしがきくという裏技があります。毎日同じ医療用ウィッグを使うとすぐ寿命がきてしまいます。
これは値段に限らずどのウィッグでも起こります。また手入れの仕方も重要です。ドライヤーやヘアアイロンはウィッグを痛めてしまいます。
洗浄力の高いシャンプーも同様に痛めてしまいますしブラッシングでも帽子をかぶる事でもダメージにつながります。
汗の成分や皮脂が残っていると傷む原因となります。手入れが悪い場合そんなに使っていないウィッグでもベースのヒビ割れやウィッグの毛が抜けるなどが発生してさらに寿命が短くなってしまいます。
そのためブラッシングやブローの際には熱や摩擦の刺激からウィッグを守る専用スプレーをしてダメージが大きくならないようにすることが大切です。

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