子供の脱毛症でも大丈夫

子供の脱毛症でも大丈夫

子供の医療用ウィッグがあるということを知っていますか。子供の病気を原因とする脱毛の原因は様々あります。抗がん剤治療による脱毛、ストレスなどからの円形脱毛症や無意識に抜いてしまう抜毛、アレルギーやアトピー性皮膚炎、その他の病気からおこる脱毛が考えられます。
髪の毛が全体的に薄くなった状態や局部的に薄い状態と脱毛の種類も色々とあります。医療用ウィッグはオーダーメイドあるいはセミオーダーメイドで作ることができます。ウィッグをつけることやつけていることだけでストレスになると考えられます。そのようなことがないように、ウィッグとわからないような自然な見た目とつけ心地を大切にしています。
また、つむじや分け目も皮膚に近い色味を使い、髪の質感は地毛の色を参考に仕上げていきます。ヘアアレンジも自由自在に楽しむことができるようにご希望の長さにカットします。安心して使用できる医療用ウィッグを使って毎日を楽しく過ごしてみませんか。

医療用ウィッグを利用している子供が体育（プール授業）を受ける場合

医療用ウィッグを利用しているのは大人だけではありません。比較的年齢の低い子供も治療によって頭髪が抜けてしまった場合や無毛症等の場合に、医療用ウィッグを使用している例があります。その場合には学校での授業での扱いに悩むという例も見られます。それが体育のプール授業の時です。
しかし周囲にいるクラスメートに、該当する児童が医療用ウィッグを使用しているという共通認識がある場合には、特に気にする必要はありません。実際に多くの場合には、学級担任の先生にお願いをして「なぜ医療用ウィッグを使用しているのか」を事前にしっかりと説明をしてもらっている例が多いです。「プール授業のときには入れない」もしくは「入る場合にはウィッグを外す」とわかってもらうことで子供も安心することができます。
現在の学校は特別支援教育に関する意識も高く、さまざまな特性の児童がいることについて知識や理解が広まっていますので、必要以上に心配することはありません。もしも不安な場合には、担任の先生や学校の特別支援教育コーディネーターの先生などに相談することがおすすめです。